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「祈り」

5月24日、心游舎では初めてとなるzoomを使ったオンライントークセッションを開催致しました。 第一回のテーマは、「祈り」。 心游舎の理事である東京大神宮権宮司松山幾一さん、太宰府天満宮宮司の西高辻信宏さん、上賀茂神社権禰宜の乾光孝さんに、同じく理事の小山良麿さんを司会として、新型コロナウィルスの感染が広がる中で、各神社がどのような取り組みをされているのか、祈りの場としての神社の役割についてなど、様々なお話をして頂きました。

なかなか現地に足を運び、参拝することが困難な状況の中で、お祭りの様子をオンライン配信したり、郵送でのご祈祷を受け付けたり、例年とは違う形でのお祭りのあり方を模索されたりと、それぞれの祈りが少しずつ形を変えつつも、神社には変わらずにあるということを実感された方も多かったのではないかと思います。

心游舎総裁の彬子女王殿下もパネリストとして参加され、終始和やかな雰囲気でセッションが行われました。

新型コロナウィルスが広がり、心游舎でも3月から多くの行事を中止せざるを得なくなりました。このような状況で、心游舎として何ができるかをスタッフ一同で日々検討していく中で、「こういうときだからできない」ではなく、「こういうときだからこそできることを」ということで、まずはオンライントークセッションをやってみようという結論に至りました。何分皆不慣れで、準備の時間が十分に取れた訳ではありませんでしたが、一つの形として今回残せましたことに、ひとまず安堵しております。

予想を超える160人以上の皆様にご視聴頂き、「殺伐とした世の中で、祈りというテーマのお話に心が穏やかになった」「祈りを通して、コロナのことを考えることができた」など、温かいご感想をたくさん頂戴しております。海外からご覧下さった方もあり、心游舎も新しい展開への第一歩を踏み出せたような気がしております。

第二回は、6/6の15時より、日本茶をテーマにしたトークセッションを開催致します。パネリストは、心游舎のお茶関係のワークショップでいつもお世話になっております一茶庵宗家嫡承 佃梓央さん、EN TEA主宰 丸若裕俊さん、お馴染みお茶博士こと茶酒房 万店主 徳淵卓さんです。ご覧になった後に、皆さんがお茶を飲みたくなるような、あたたかいセッションにできたらと考えています。次回は、心游舎の会員限定とさせて頂きます。ご興味のおありの方は、これを機会にぜひご入会下さいませ。

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