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本年も7月25日~27日の3日間にわたり、出雲の地でキッズキャンプを実施いたしました。
 今回は「黒曜石の歴史と後鳥羽上皇の御足跡を辿る冒険へ!」をテーマとし、島根県・隠岐諸島にて開催しました。
神話と歴史、豊かな自然が息づく隠岐の島で、どのような体験が待っているのでしょうか。
 まずは大阪の伊丹空港に集合し、飛行機にて隠岐空港へ向かいます。約1時間の空の旅を経て到着した現地は、雲一つない快晴。太陽の光が燦々と降り注いでいました。
バスに乗り込み、最初の目的地である隠岐国一宮・水若酢神社へ向かいます。ここは延喜式に名神大社として記載されている古社で、御祭神は当地の開拓神・水若酢命です。
「隠岐造」と呼ばれる独特な構造の本殿は重要文化財に指定されており、その本殿を前に正式参拝を行いました。
まずは彬子女王殿下が玉串拝礼をなされ、その後、心游舎理事、子供の参加者代表の順に拝礼いたしました。
心游舎の子供たちは、整った美しい作法でしっかりと参拝することができました。
正式参拝の後は、忌部宮司様より御由緒についてご説明をいただき、境内にて彬子女王殿下による記念植樹が行われました。
その後、隣接する隠岐郷土館へと移動し、隠岐の島のかつての生活用具や巨大な黒曜石などを見学しました。
中でも、1982年に建造された実験航海用の丸木舟「からむしII世号」は実際に試乗することができ、子供たちは次々と舟に上がり、大盛り上がりでした。
続いて訪れたのは久見竹島歴史館。ニュースでは耳にしても、なかなか深く知る機会の少ない竹島の歴史を学びました。
中でも、かつて二ホンアシカの漁業が行われていたという事実には驚かされました。残念ながら乱獲により絶滅してしまったそうです。
当時の豊かな漁場の様子に思いを馳せながら、人々の生活に想像を巡らせました。
次は、八幡黒曜石店での鏃(やじり)製作体験です。黒曜石は子供たちがよく遊ぶゲームにも登場するらしく、目を輝かせている子もいました。
まずは先生が、鏃のついた手製の弓矢で射的を実演。ギュッと矢を引いてパッと放すと、矢は一直線に飛び、目の前の段ボールを見事に貫通。一同、目を丸くしました。
「我らもいざ鏃を造らん!」と実践開始。好みの黒曜石を選び、鹿の角の先端を使って削っていきますが、これがなかなか難しい。
先生がやると、ポロポロと簡単に削れるのに対し、我々素人が力を込めてもびくともしません。
握力・体力・集中力を総動員し、先生のご指導のもと、なんとかそれらしい形に仕上げることができました。
張り切りすぎて鹿の角を自分の手にぶつけてしまう人もちらほら……。それでも皆とても楽しそうで、自作の鏃を嬉しそうに持ち帰っていました。
夕暮れ時、宿泊地の隠岐プラザホテルに到着。隠岐の美味しい料理に舌鼓を打ち、一日目を終えました。

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