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【出雲キッズキャンプ】 三日目

楽しかったキッズキャンプもあっという間に最終日を迎えました。
最終日の朝も御本殿への参拝から始まりますが、初日に浄書した祓詞を全員で奏上しました。書くことはもちろん、祓詞を奏上する機会も中々ないので、うまく読み上げられないところもありましたが、全員が心を込めて奏上を行いました。

参拝ののちは古代出雲歴史博物館に出雲の弥生文化についてお話を伺い、様々な展示物を見る中で古代ロマンに思いを馳せていました。また、「雲太 和ニ 京三」と称され、16丈(48m)もあったとされる古代の出雲大社の御本殿はどのようなものであったのか、様々な説の復元模型を見学する中でより、出雲大社に興味を持っていただいたようです。
自由行動になったのちは歴博夏まつりのなかで勾玉づくりの体験をしたり、神門通りの散策をしたりとキッズキャンプを最後まで楽しんでいました。
昼食後解散式を行いました。彬子女王殿下から「大きくなってからも、キッズキャンプ楽しかったねという気持ちを持つことが子どもたちの心の中に日本文化を大切にすることとなり、次の世代に受け継いでいくことになると思います。また今回、以前子どもとして参加していた方が大きくなってボランティア参加してくれました。このこともキッズキャンプの本懐の一つとして嬉しく思います。また来年お会いしましょう」とお言葉を述べられました。
また、出雲国造千家尊祐宮司にもご出席をいただき、労いの言葉を頂戴しました。
その後、子どもたち一人一人から3日間を振り返っての感想を聞くことができ、「〜が楽しかった」という感想はもちろん、「日本文化の奥深さや素晴らしさを知ることができた」「神話や神様のことについてもっと知りたくなった」「知っている方へ今回の体験を伝えていきたい」といったとても嬉しい感想をたくさん聞くことができました。
最後は宿舎前にて皆で記念撮影をして解散。名残惜しくもまた来年もキッズキャンプで会いましょうと願い、今年のキッズキャンプは閉会しました。
改めまして、今回も多大なるご協力をいただきました出雲大社の皆さまへ心よりの感謝を申し上げます。

 

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