墨の濃淡やにじみを使った白から黒までの世界
平成31年1月20日、北海道神宮にて、日本画画家の神戸智行先生をお迎えした 「墨絵ワークショップ」を 開催いたしました。 墨絵は、墨の濃淡やにじみを使って白から黒までの世界の中で表現していきます。 神戸先生より墨絵の道具の紹介や墨がどうやってつくられるかの説明、また鳥獣戯画を作例に、白から黒の世界の中にも色彩をイメージできるというお話の後、思い思いのテーマで半紙と和紙に絵を描いていきます。 パルプからつくった半紙と三つ叉やコウゾからつくられた和紙との感触の違いも体験しました。 何度も挑戦できるように多めに用意した紙も、子供たちの関心の高さを表すようにどんどんなくなっていきました。 墨絵のぼかしの技法を上手に使うお子さんがいる一方で、ゲームのキャラクターをテーマに描くお子さんもいて、墨絵とテクノロジーがうまく融合して現代の日本ならではの作品も生まれました。※写真の無断転載は固くお断りいたします。