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9月23日
【心游舎 稲刈りワークショップ  開催のご報告】

当日の8:00になっても雨が降り、あいにくの悪天候でした。
しかしながら、稲刈り開始が近づくにつれ雨が上がり、奇跡的に晴れ間が広がって、無事に開催する事ができました。

宮尾さん達が育てた稲は力強く成長し、立派に穂が実っていて
黄金色の美しい風景が目の前に広がります。
彬子女王殿下が最初に田んぼに鎌を入れて、
全員での稲刈りが始まりました。

雨の影響で田んぼは
非常にぬかるんだコンディションで、皆苦労しながら鎌を入れていきます。
特に初体験となる國學院大學の学生たちは足が取られ、
非常に苦労した様子でしたが、
新潟の農家さん達のサポートもあり
後半は段々と慣れた手つきに変わっていきました。

ふと周りに目をやると隣の田んぼでは倒れている稲も沢山ある事に気づきます。
目の前の稲たちは元気で倒れることなくしっかりと立ったままです。
どうしてこのような違いが出るのかを聞くと、肥料が関係しているとの事。
肥料を与える事で確かに収穫量は増えるものの、必要以上に与え過ぎると実が重くなり倒れやすくなるそうです。

稲刈り終了後は
公民館へ移動し、全員でお昼ご飯を頂きました。
今回は炊きたてのご飯をおむすびにして頂きます。皆思い思いの大きさや形、塩加減でおむすびを作り大いに盛り上がりました。

恒例の振り返りの時間では学生達から
沢山の感想が寄せられました。来年卒業してしまう学生さんからは涙を誘う感動的なスピーチもありました。

春の田植え、草取り、稲刈りと
半年を通し稲が成長していった様子を
目にし、作業を通してそれぞれ感じたことを発表してもらいました。

今回収穫されたお米は
12月、東京大神宮に奉納されます。

次回もお楽しみに!

※写真の無断転載は固くお断りいたします。