【出雲キッズキャンプ】 ~1日目~
8月18日〜20日に渡り、4年ぶりとなる出雲キッズキャンプを開催しました。
久しぶりの開催ということもあり、彬子女王殿下をはじめ参加した子どもたちもとても嬉しそうに開催地である出雲大社にやってまいりました。
第1日目は16:00より出雲大社の社務所にて開所式を開催しました。彬子女王殿下からお言葉をいただき、その後出雲大社千家宮司様からも激励のご挨拶をいただきました。
その後は出雲キッズキャンプの成功を祈願し、御本殿への正式参拝を通常ではできない楼門上拝礼にて行いました。出雲大社には何度もお参りに来ている子どもたちも楼門上から御本殿を見ることはとても貴重な体験だったようでした。
参拝を終えたのち、稲佐の浜とその周辺を散策し、因佐神社や屏風岩、上宮を拝見しました。国引き神話の舞台となる稲佐の浜、ここにある弁天島はなんと昭和の終わりの頃までは砂浜ではなくもっと海の方にあったようです。当日は天候の影響もあり、雲が多くありましたが出雲大社の御本殿の屋根のような形の雲や、龍が天に昇っていくような雲があり、綺麗な夕日と共になんとも神秘的な時間をみんなで過ごすことができました。
また国譲りの舞台となった屏風岩、因佐神社、神在月の時には八百万の神様一堂に会する上宮、神話の世界の場所を出雲大社の長田さんのとてもわかりやすい解説つきで回ることができ、子どもたちも興味が湧いたようでした。
宿に戻ってからは楽しい夕食ののち、恒例の夜間参拝・霊行に向かいました。彬子女王殿下もキッズキャンプの中でこの時間が幻想的で神様との時間を感じられるからとても好きですと仰っていただいています。皆で鈴を鳴らしながら今日1日の感謝とそれぞれの願いを祈願しました。宿に戻ったのちは庭先で急遽の花火大会。子どもたちだけでなく大人も久々の線香花火や手持ち花火に童心に帰った「夏の思ひで」をつくって1日目は終了しました。
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