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毎年恒例の供花神饌ワークショップ

開催地:皇學館大学(三重県伊勢市)

令和元年8月9日、皇學館大学で毎年恒例の石清水八幡宮の供花神饌のワークショップを行いました。 染司よしおかの吉岡更紗さんに供花神饌がどのように作られるのかを解説して頂き、早速お花作りの開始です。 今回は、紅白の梅と南天を作る班に分かれて作業。毎年男子、女子、作り方に性格が出るのが面白いところです。 ひと枝ひと枝作って行く人、パーツごとに一つずつ流れ作業のように作って行く人、独自のやり方を編み出す人など色々いますが、それぞれ真剣に心を込めて作ってくれています。 8年目になり、更紗さんは「私も教え方が上手になって来た気がする」と笑っておられました。 先生の思い通りに作ってくれる人が今年は多かったそうです。 会場二階の佐川記念神道博物館では、「即位礼と大嘗祭」という特別展を開催していました。 即位礼と大嘗祭について、古代から現代までの歴史を追ったとても見応えのある充実した展示になっており、秋のご大典を前にたくさんの方に見て頂きたいと思いました。 ワークショップの終わりには、石清水八幡宮の浄見さんから、9月15日の勅祭 石清水祭のお話がありました。 深夜から早朝にかけてのお祭りで、神職の方々も眠い目をこすりながらご奉仕される大変なお祭りですが、神様がお通りになるときは背中がぞくぞくとするくらいの神々しさを感じます。 自分たちの作ったお花が神様のお花になる瞬間を、学生さんたちにも味わって欲しいなと思います。 学生さんたちが作ってくれたお花たちは、染司よしおかで供花神饌に仕立てられ、石清水祭でご奉納することになります。 ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。

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