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「田植え」

梅雨に入り、なかなか洗濯物がぱりっと乾かない今日この頃ですね。なぜこんなに雨が降るのに「水無月」なのだろうと思っていましたが、水無月とは「水の無い月」ではなく、「水の月」という意味なのだそうです。田んぼに水を入れる月だから、水無月。宮尾さんから心游米通信が届き、なるほど!と思いました。
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種籾をまいてから48日。元気に育った苗を心游米を育てる田んぼに植えました。
風もなく穏やかな良い天気、最高の田植え日和です。彬子さまのお米つくりの時はいつも丁度良い天気になります。
今年は新型コロナウイルスの影響で社会全体が大変な状況です。彬子さまも國學院大学の学生さんも残念ながら一緒に田植えすることはかないませんでした。
それでも田んぼではいつものようにお米を育てます。田んぼで生きているいろいろな生きものたちも営みを続けています。
現代のように機械や農薬や肥料が発達していなかった手作業で農業をしていた時代は種をまいてから一ヶ月以上もの間、苗代と言われる田んぼや畑で苗を育て、その間に田んぼに畦を作り、前年の切り株を鍬で起こして耕し、水を引き込んで代かきをし 田んぼの準備を進めます。

今は種をまいてから25日くらい育てた幼い苗を植えるのが一般的ですが、有機栽培や自然栽培、農薬などの化学物質を使わずにお米つくりを行う人の多くが、今も昔からやっていたように一ヶ月から一ヶ月半くらいかけて大人の苗を育てて田植えをしています。田植え後に成長してくる雑草よりも稲が優位に生育できるように、また気温の変化や、水圧、風などのいろいろなストレスにも大丈夫なように大人の苗を育てるのが現代でも理にかなっているのです。

心游米のお米つくりでは昔からやってきた手作業と現代のお米つくりで使われる機械を使っての作業を行います。
どちらも体験することで二千年もの間続けられてきた日本のお米つくりがどんなふうに歩んできたのか、そして未来に向けてどんなふうに進んでいったらいいのか考えたり、想像してみる機会になったらと思うからです。