心游舎米~田植え~
令和元年5月26日、今年で4年目となる國學院大學と共同開催の米つくりワークショップが新潟県北区大月地区の方々の皆さん、自然栽培のグループの皆さん、また賛同していただいた皆さんのご協力で始まりました。
國學院大學の学生さん27名は25日の夜の座学からのスタートです。米作りの一連の工程を学び、26日の田植えには地域の農作業着「ヤマギモン」を着せてもらって臨みました。
当日は気温が30℃もあり、田んぼに足を入れることで涼が取れるような天候でしたが、最初に感じたのは、土が年々柔らかくなっているような感覚でした。明確なデータはありませんが、丁寧な自然栽培を続けていると、土壌は柔らかく感じるという経験談はあるようです。この日は自然栽培の田んぼを表すように、畦にシロツメクサの花がたくさん咲いていました。
自然栽培は農薬や肥料を使わず、生態系を壊さないように配慮しながら、自然界に元々備わっている仕組みを生かすので、農薬や肥料を使う一般的な栽培法よりも収穫量は減ってしまうという一面があります。しかしいろいろな人の叡智を結集していけば、最終的には人に優しい結果をもたらすような気がします。
今回も田植え初体験の学生さんにたくさん参加していただきました。ふだん自分たちが食べているお米をはじめ、その他の食品にも感謝の念を持ち、その安全性などにも再認識する機会になってほしいと思います。
今年もお米の収穫までたくさんの方々にお世話になると思います。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
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