宮尾さんの心游米通信。
今日の田んぼです。
水を落とし、田んぼの隅々まで水がスムーズに行き渡ったり、排水されるように溝を掘りました。溝掘機というバイクのように乗る機械で。この後さらに水を落として田んぼを乾かします。
分げつが進んで茎の数が少し多いので、お米が十分に実らない可能性があり、分げつの出かたを抑制するためです。
水の多い少ない、湿ってる乾いてるの違いで稲や植物は生育が促進されたり、抑制されたり、影響を受けます。稲の成長に寄り添い、他の草とのバランスを見ながら水の入れ方や抜き方を考えます。
奥が深く、思考錯誤と探求は続きます。
地域にある食料農業大学の学生さんが卒業研究のために調査をしております。
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