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7月2日(土)
早くも令和5年度の心游米づくりの草取りの季節となりました。
「草取りをせずして米づくりを語るなかれ」この米づくりワークショップに欠かすことのできないキーワードを胸に参加者全員が心を込めて田んぼの手入れを行いました。
稲はすくすくと順調な生育を見せており、田んぼのある大月地区は、夏空の下に広大な緑の絨毯を敷き詰めたような光景が広がっています。
彬子女王殿下をはじめ、何度か草取りに参加経験のある方からは、「今年は例年よりも草が少ないのでは?」という声がありました。今年はまず、田んぼの下ごしらえともいうべき代かきという作業の方法を変えてみたり、水量を少し多くしてみたりと農家の皆さんで工夫をしていただいたようです。さらに合鴨ロボの出動により、稲や田んぼの環境を傷つけることなく雑草を少なくすることができたようです。
田んぼの中に裸足で入ると少し暖かい水と土の感じが心地よく、草があればむしり取るのではなく、田んぼの中に潜らせて肥料にしてしまうように行います。今回は草が少なかったこともあり、草を取るというよりは稲の周りの土をいじって酸素を送り、稲を元気にしてあげるというイメージで草取りを行いました。「稲は人の足音を聞いて育つ」という教えもあるように、とても大変なことではありますが、どれだけ手間を惜しまずに稲の手入れをしてあげることができたかでお米の出来が変わるのだなと実感をしました。
草取りが終わった後は皆で昼食をとりながら本日の振り返りを行いました。やはり出てくる感想は「米づくりがこんなに大変なものだとは思わなかった。特に草取りは大変で、今後、米一粒一粒へも感謝しながらいただき、残すことなどできない」といったものでした。9月の収穫に向け、引き続き新潟の農家の皆様のご協力に感謝申し上げます。
今年度の心游米もどうぞご期待ください!

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