宮尾さんの心游米通信。
1枚目から3日前、2日前、昨日の田んぼです。水位が少しずつ上がっているのがわかりますか?1週間前は8cm位だった水位は、昨日には20cmに上がりました。
水深で草を抑制しながら稲の分けつ(茎が増えること)も抑えるのだそうです。今分けつが増え過ぎると今後葉に十分な光が届かなくなり7月下旬には茎が減ってしまい、新しい根を出す活力も衰えてしまいます。
また水深を深くすることで稲の茎が鍛えられ、太く丈夫になります。
肥料で稲の生育をコントロールせずに田んぼと環境が生み出す薄い栄養でお米が十分に実るために水を調整することはとても大切なのだとか。
推進で抑えられているとはいっても、コナギもヒエも随分大きくなってきました。近いうちに除草をし、稲の生育を応援するのだそうです。
イトトンボが稲の葉にとまっています。
ヤゴの抜け殻もあります。
コナギの葉の間には大きくなったヤゴが休んでいます。
もう数日でアキアカネがたくさん羽化するでしょう。
稲も草も生き物たちもどんどん成長している時期です。
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