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令和3年(2021)より開催致しております『古事記』をテキストとする日本神話オンラインセミナーを本年も引き続いて開催致します。

本年も、出雲市斐川町に鎮座し「神々の宴と旅立のお社」として知られる万九千神社の錦田剛志宮司を講師にお迎えして、日本神話についてお話していただきます。

講演は下記日程及びテーマでの開催を予定しています。

《開催日及びテーマ》
① 令和5年6月11日(日)14:00〜 「根堅洲国訪問~大国主神の国づくり」
② 令和5年7月30日(日)15:00〜 「葦原中国の平定~大国主神の国譲り」
③ 令和5年9月2日(土)15:00〜  「天孫降臨~邇邇芸命の結婚」

<概要>
■参加資格:心游舎会員 30名(代表お申込者数)
■ 受講費:
全三回受講 6,000円
単体での参加 2,500円/回
■配信ツール:Zoom
■出演者:
<特別出演>心游舎総裁 彬子女王殿下
<パネラー>万九千神社 宮司 錦田 剛志 氏
<ファシリテーター>和樂 高橋亜弥子 氏

お申し込みはこちら
https://forms.gle/BVy84WkFPqEsHzVv5

昨年まで、天地開闢と伊耶那岐命・伊耶那美命による国生み・神生みによる国土創成神話、主に須佐之男命を中心に展開された天之石屋神話と八岐大蛇退治、大穴牟遅神(大国主神)による白兎の救済、八上比売の心が大穴牟遅神へ寄せられたことを嫉妬した八十神(兄神)による迫害を逃れた大穴牟遅神が大屋毘古神の助言に従い根堅洲国へ逃れるまでを学びました。

本年は、大国主神を主人公として展開される物語、根堅洲国で須佐之男命から課される数々の試練とその克服、大国主神となって少名毘古那神とおこなった国づくり、天神の申し出に順って葦原中国を譲り渡す国譲り、皇孫邇邇芸命が天下られる天孫降臨について学びたいと思います。

国津神である大国主神が造り調えた国土(豊葦原瑞穂国)が邇邇芸命へと譲られて、「物語」の主人公が天津神へ戻り、日本の歴史へ続く分岐点となる神話をテーマとします。天地開闢にはじまって天上の高天原、地上の葦原中国、地下の根堅洲国と、三つの世界における神々を主役とする物語はここで幕を閉じ、以後は豊葦原瑞穂国(葦原中国)を舞台として日本の建国や神社やその御祭神の創祀や由緒に関わるお話もあり、まだまだ興味深いお話が続きますので、次年度以降も引き続き楽しんでいただけたらと思います。