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【日本文化の入り口マガジン 和樂web】にて連載中の「彬子女王殿下と知る日本文化入門」の最新号が掲載されました。

赤坂御用地の巽門を出てすぐ、虎屋の向かい側に豊川稲荷がある。赤坂は、料亭や芸者さんが多かった街でもあり、芸能の神様である弁天さんをお祀りしていることから、芸能人の信仰も厚く、節分のときは多くの芸能関係者の方たちが豆まきをする事でも知られている。

物心ついたときから赤坂で生まれ育った私は、宮邸から一番近くにある豊川稲荷が氏神神社であると信じ、子どもの頃から初詣は必ず豊川稲荷に出かけていた。毎年とても混雑し、かなり長時間待たなければならないので、寒くて往生するのだが、境内に入ると赤い鳥居と幟旗が並ぶ様子が華やかで、お正月気分を高めてくれる。お参りの後に屋台でたこ焼きやりんご飴、ベビーカステラなどを物色し、結局いつもほくほくした顔で帰ると言うのが定番だった。

■今年は2月5日!紀貫之や清少納言もしていた初午詣とは【彬子女王殿下と知る日本文化入門】
https://intojapanwaraku.com/culture/214936/

■発行元:日本文化の入り口マガジン 和樂web
https://intojapanwaraku.com/