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【日本文化の入り口マガジン 和樂web】にて連載中の「彬子女王殿下と知る日本文化入門」の最新号が掲載されました。

月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月

なんだか魔法の呪文のようで、心惹かれるこの歌は、公家の子女の成人儀礼である「月見」をする際に唱えられるものである。旧暦6月16日、16歳になる子どもがいる年、男子は脇ふさぎ、女子は鬢そぎの行事が行われる。その日の夜、お饅頭をお供えし、お饅頭の真ん中に萩の箸で穴を開け、その穴から月を眺める。そのときに小声で三度唱えると言うのが、「月々に~」の歌。宇宙と言う概念もなかった時代。人々は夜空の月に、どのような思いを寄せたのだろうか。

■旧暦6月16日、明治天皇もされた嘉祥の日の月見とは
https://intojapanwaraku.com/culture/204609/

■日本文化の入り口マガジン 和樂web
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