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「辞書引きワークショップ」

7月25日、5回目となる心游舎のオンラインセッション「辞書引きワークショップ」を開催いたしました。講師は、お馴染みの中部大学教授深谷圭助先生です。
今回は、初めてZoomのミーティング機能を使い、お子さんたちには実際に顔を出して、ワークショップに参加していただきました。
心游舎は、学問の神様である菅原道真公をお祀りした全国の天満宮で、辞書引き学習のワークショップを開催しております。25日は天神様のご縁日ということで、この日にすることを決定し、司会の太宰府天満宮の森大郎さんに、天満宮の由緒や菅原道真公の御事績についてお話していただきました。
導入部分では、深谷先生が腹話術の人形トラちゃんとの会話を通して、伝統文化の大切さを伝えてくださいました。「トマトを言葉で説明すると?」「絵馬って何?」「神社で最初に手を洗うところの名前は知っている?」など、当たり前の日常にあるものを言葉で説明しようとすると、なんて言えばいいのかな?と立ち止まることがあります。辞書を手元に置き、気軽に引く癖をつけると、日本語の世界がぐっと広がります。
用意するものは、辞書、付箋、鉛筆だけ。辞書引き学習の方法を先生が丁寧に説明してくださった後は、いよいよ実践です。子どもたちは一心不乱に辞書を引いており、画面には子どもたちの黒い頭がずらり並びました。彬子女王殿下も、中高時代に実際に使っておられた古語辞典を使って、ワークショップに参加されました。
数名のお子さんたちに、どれくらい引けたか、どんな言葉を発見したか、どんな言葉が面白かったかなどを発表してもらいました。皆一様に楽しそうに話してくれたのが印象的でした。子どもたちがワークショップが終わった後も辞書引きを続けている、新しい付箋を買いに行ったなどのうれしいご感想もいただいています。
日本語は日本文化の根幹をなすものです。美しい日本語を知り、話すことで、日本文化をより深く正しく理解することができると考え、心游舎は創設当初から辞書引き学習のワークショップを大切にしてきました。今回は、お子さんはもちろんのこと、たくさんの大人もご参加くださり、日本文化の奥深さを知るきっかけになっていたら幸いです。
次回のオンラインセッションは、8月8日に予定しております。テーマは、事後アンケートでもリクエストの多かった日本神話。出雲で旧暦10月に行われる神在祭で、最後に神様が立ち寄られ、直会をされる神社である万九千神社の宮司、錦田剛志さんが講師を務めてくださいます。錦田さんのお話はいつもわかりやすく、出雲キッズキャンプではオロチ先生として大人気です。会員以外の方もご視聴いただけますので、ぜひ奮ってご参加くださいませ。