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「七夕」

7月7日の夜、第4回の心游舎オンラインセッション「七夕」を開催致しました。
九州や岐阜、長野など、日本各地で大雨の被害が出ております。被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げます。
こうしてオンラインセッションが無事開催できましたことは、パネリスト、そして視聴者の皆様がご無事でいらっしゃるからこそのことで、本当にありがたいことだと実感する夕べとなりました。
特別出演の彬子女王殿下を始め、パネリストに歌舞伎俳優の尾上右近さん、和樂ライターの新居典子さん、お馴染みの出演になりました上賀茂神社権禰宜で、心游舎理事の乾光孝さんをファシリテーターにお迎えし、あっという間の1時間半。今回は七夕にちなみ、全員が浴衣を着てお送りさせて頂きました。7月7日は浴衣の日でもあるそうです。
始めに、乾さんから七夕の由来のお話がありました。元々は、七月七日の夕べを略した七夕(しちせき)の節句と呼ばれていましたが、奈良時代にたなばたつめという女性が天上界で機を織るお話と、中国の織姫彦星の伝説が一緒になってできた行事だということをわかりやすく教えていただきました。
宮中で行われていた乞巧奠のお供物や五色の糸の由来、梶の葉に願い事を書くことが「葉書」につながっていったなど、パネリスト一同からおお〜と声が漏れるくらい、知識が深くなるお話がたくさんありました。
後半は、右近さんが清元の家に生まれながら、歌舞伎俳優を志した理由や、子どもの頃のお稽古のお話、役者の先輩たちとの関わり、自粛期間中に変わった心持ちや新しい取り組みについてなど、尽きぬお話を繰り広げて下さいました。
そして、今回のセッションのハイライトとなる七夕にちなんだ舞「流星」を素踊りでご披露頂きました。右近さんの踊りを右近さんご自身が解説しながら見せてくださるという贅沢な趣向で、役が変化するところや今何を表現しているかなどがしっかりとわかりました。
最後は視聴者の皆様からの質問にお答えしたり、パネリストの皆さんの願い事を書かれた短冊をご披露頂いたり、和やかな雰囲気のまま終了となりました。新型コロナウィルスや重なる災害のなどで落ち着かない日々が続きますが、夜空の星に思いを馳せ、少しでも心が静かになるようなひとときをお過ごし頂けたことを願っております。