生活の中に日本文化を

開催地:服部天神宮(大阪府豊中市)

令和元年12月14日、心游舎ではお馴染み、中部大学の深谷圭助先生による辞書引き学習ワークショップが服部天神宮で行われました。
今までも様々な場所で辞書引きワークショップは開催してきましたが、今年度からは学問の神様である菅原道真公をお祀りした全国の天満宮で開催させていただこうということになり、今回がその第一弾となりました。

ご本殿にお参りさせて頂いた後、早速ワークショップの始まりです。
辞書引きと聞いて、勉強をしなければいけないのかと身構えて来た子どもたちの心を、深谷先生は一瞬でつかまれます。
「十こ」の読み方は「じゅっこ」か「じっこ」か、お父さんと「せんとう」に行きますのせんとうを漢字にすると?などと、ちょっと考えさせられる問題がたくさん。
スクリーンに映し出される「ピザ」「バナナ」などの単語を、その言葉を使わずに「丸くて平べったいです」「黄色くて甘いです」などと説明をして、後ろを向いているお友達に当ててもらうゲームは大盛り上がり。 「おばさん」の説明に、「あめちゃんをくれる」が出てくるのはさすが大阪だなぁと先生が感心していらっしゃいました。

次はいよいよ辞書を開いて、知っている単語を付箋に書いてぺたぺたと貼っていきます。 几帳面にきれいに並べて貼っていく子、とにかくスピード勝負の子など、性格の違いが出るのがおもしろいところです。
知っている単語でもご家庭の色が出ます。「アイドリング」を知っている子は、お父様が車好きの方なのかなとか、「上がり湯」を知っている子は、いつもちゃんと上がり湯をしてからお風呂を出るのだろうなとか。 みんな驚くほど集中して、1番に100枚貼った子から真っ先に景品をもらいに走っていました。

帰宅した後も、お子さんが辞書引き学習を続けているという声がワークショップの後に届いています。 これが生活の中に文化を取り入れると言うことであり、心游舎の目指すものでありますので、本当にうれしく思います。これが令和元年最後のワークショップとなりますが、来年も日本文化を生活の中に取り入れるきっかけ作りを提供する様々なワークショップを企画してまいります。
ご協力頂きました深谷先生始め、こども・ことば研究所の神永暁さん、服部天神宮の皆様、本当にありがとうございました。

辞書引きWS